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April 25, 2007

週刊誌「AERA」にカーシム記事

決算処理などでバタバタしていてすっかり更新遅れていました。イラク人青年カーシムは4月17日の東京での最終講演まで約一ヶ月の全国緊急講演ツアーを終えて、18日に無事出国しました。各地でご協力してくださったみなさま、本当に有難うございました。ビザ取得の困難を乗り切り、何とか成功に導けたことに改めて悦びを感じています。各方面からぞくぞくと届いてくる反響を読むたびに、この招聘企画は、私たちのみならず、日本の各地で彼の話を聞いてくださったみなさまにとっても、そしてもちろんカーシム本人にとっても大変意義のあるものであったのではないかと思っています。

さてここでお知らせですが、現在発売中の週刊誌「AERA」に、カーシムのムショ仲間、そして私の戦友?でもあるシバレイ氏の書いたカーシム記事“―「作られた内戦」の惨劇を超えて―憎悪の連鎖止める非暴力の「抵抗」”が載っていますのでぜひぜひお読みください!


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April 13, 2007

再びカーシム報告会@東京決定etc.

来日中のイラク人青年カーシムの出国が18日に延びまして、17日に再び緊急報告会が決まりましたので以下とりいそぎお知らせします。特に4月2日の講演を逃した方はぜひおいでください。

また、PEACE ONのホームページ等ではお知らせしておりましたが、おなじみ銀座中和ギャラリーで開催中のアジア展に、イラク人画家2名の作品が展示されています。明日の4時までなので、お時間のあるかたはぜひ!

*また、以下私事で大変恐縮ですが、4月9日、バグダード陥落の日に、隣のお寺の仏前にて無事に陥落の儀式を挙げることが出来ました。これもみ仏の妙なる心、先祖の不思議な縁、そしてイラクの友人たちをはじめとするみなみなさまのお陰であります。これからの新しい道を、ふたり共に精進して歩んでいきますので、今後ともどうかよろしくお願いいたします。とりいそぎ結婚のご報告まで。

【転載歓迎】(ただしここから下でお願いします)

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    緊 急 開 催!! イ ラ ク 開 戦 か ら 4 年
     戦 闘 地 域 ラ マ デ ィ か ら の 報 告

     『 イ ラ ク の 空 に は 何 が 見 え る ? 』
          ~ あるイラク青年の体験 ~
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4月17日(火)19:00開始 (開場18:30)

場所:ピースボートセンターとうきょう
http://www.peaceboat.org/office/index.html   
(山手線・西武新宿線・東京メトロ東西線「高田馬場」駅 徒歩8分)

   TEL:03-3362-6307 FAX:03-3362-6309

★参加無料/要予約(電話にてご予約ください)

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ピースボート/NPO法人PEACE ON
/イラクホープネットワーク/ファルージャ再建プロジェクト 共催
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  「テロとの戦い」の最大拠点と名指しされた
  イラク西部アンバール州ラマディ
  先月22日 ラマディ上空に米軍の戦闘機が飛来
  4軒の民家に爆撃 死者26名 負傷者多数

  家屋は潰され 学校は占拠された
  食料配給なし 医療配給なし

  空が恐怖に染まって4年
  増えていくのは民間人死者数とその遺族
  そして 報復を誓う抵抗勢力

  なぜ ラマディは「テロとの戦い」の
  最大拠点となったのか?
  なぜ 彼は米軍に拘束されたのか?

  世界中のメディアが近づけない戦闘地域ラマディから
  1人の青年が自分の体験を語るために来日した
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◎ゲストプロフィール◎

カーシム・トゥルキ(30歳)

1976年11月27日生まれ。エイドワーカー。
イラク、アンバール州ラマディ在住。アンバール大学機械工学部卒業。
イラク戦争中は共和国防衛隊に所属。
イラク戦争直後4月28日にファルージャで起きた米兵によるデモ参加者
乱射事件をバグダッドのメディアに報せに来たことをきっかけに、フリーの
ガイド兼通訳として米テレビCNN や日本人ジャーナリストに同行。
同年6月、日本人と同行取材中に米軍に不当逮捕され9日間拘束。
釈放後「イラク青年再建グループ」を主宰。
これまでに学校などの修繕工事、診療所開設、避難民への
緊急支援などを行っている。
2004年からは日本の民間支援「ファルージャ再建プロジェクト」と
協同し現場の指揮を執っている。
昨年はラマディの様子を英語で記したブログがアメリカを中心に
話題となるが、それを理由に再度米軍に拘束された。

□□□■■■■カーシムさんのブログ紹介■■■■□□□

Iraq Mail日本語版 < http://iraqmailj.exblog.jp/ >
Iraq Mail英語版 < http://iraqmail.blogspot.com/ >

カーシムさんはジャーナリストでも政治家でも医師でもない、
ごくふつうの青年です。その彼がインターネットで発信して
いるイラクの様子は、とてもリアリティがあります。

倒れている人が米軍の戦車にひかれていくのを目撃したり、
怪我をした兄が病院へ向かう途中、米軍の検問を通してもら
えずに亡くなったり、甥が不当に逮捕されたり、自分も拷問
を受けたり・・・。
そして同じ悲しみを抱えた多くのイラクの人達と同様に、
何度も“武力で抵抗する側”に走りそうになったといいます。
しかし彼は悩み苦しみながらも、
「結局、武力では何も解決しない」
「非暴力で平和を作り上げていかなくては」
と、戦禍のイラクのなかでそれを実践しています。
まさに“憲法9条”を体現している人です。

詳しくは彼のブログ(日/英)をぜひ読んでください。

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◆総合問合せ先◆ 
  iraq_hope_net@yahoo.co.jp [イラクホープネットワーク]

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April 07, 2007

明日はお花祭り、そして都知事選投票日!

明日はお釈迦様の誕生日の花祭だなあと思っていたら、東京都知事選の投票日でもあるではないか!

アラブ作家展、カーシム来日、そして明後日の陥落日準備などに忙殺されていて、勝手連でがんばっている友人達のお手伝いが出来なく心苦しい。せめてこのメールを転載させてください。同郷だからといって応援するわけではないのですが、石原トンデモ都政をどうにかせねばという思いは全く同じです。NPO法人格をくれたからといって、嫌なものは嫌なのです。

振り返れば4年前の都知事選のときは、首都陥落直後のイラクから出国したばかりで、アンマンで帰国便の変更手続きをしてたっけ。まあ埼玉県民だったからどっちみち投票できなかったのだが。

【このメールも転送・転載も公選法上まったく合法です】
【投票日当日でも転送・転載できます】

    [石原知事の落選運動の勝手連より]

 このメールは私のお知り合い・関係MLへお送りしており
ます。

 東京の都知事選の投票が8日にせまっています。

 2期におよんだ高齢の石原知事による都政をこの機会
に転換させるべく、皆様にこのメールの転送、ブログ転
載をお願いしたいのです。落選運動です。

 石原知事の都政は、ディーゼル車規制や国への対決姿
勢などプラスに見える部分もあるものの、あくまでそれ
は例外。人権無視で好戦的、福祉の著しい後退、そして
その一方で税金の私物化など、筆舌に尽くしがたいひど
いものでした。

 銀座に戦車を走らせたことに象徴される彼の都政は、
「共生」の正反対の「強制」の政治です。
 市民社会には、異なる考え・価値観の者の「共生でき
る寛容」が必要ですが、石原都政の本質は「強制による
一様性」です。「君が代を歌わない者も存在できる多様
性」を処分によって否定する彼の教育行政がその頂点で
す。これには天皇も苦言を呈する(園遊会)ほどですが、
拍車がかかるばかりで見直される気配はありません。

 こうした政治のもとで、障がい者やセクシャル・マイ
ノリティ、在日外国人などのマイノリティはその生を否
定され、苦渋にみちた人生を強いられています。人間の
尊厳を否定する政治、それが石原都政です。

 また、マイノリティだけでなくマジョリティにも悪政
が及んでいます。福祉・保健医療の後退は著しく、保健
所につづいて、都立病院も半減させられようとしていま
す。性教育の抑圧により、HIV感染はおそろしい勢いで
広がっています。

 石原知事の「うるさい、黙れ!」と言わんばかりの
「問答無用の専制政治」は、今や、都民の食品を扱う築
地市場を、シアンなど毒物で汚染された豊洲の東京ガス
跡地へと無理やり移転させようとするところまで増長し
ています。

 さらに困ったことは、こうした悪政が全国へ、そして
国政へと影響を及ぼしていることです。

 石原知事は、この3年間でもっとも多く税金による高
額接待をした相手である佐々淳行氏を選対本部長に据え
ました。納税者をなめきっているのです。

 しかし、私たちには希望があります。

 検討資料として下に転載した新聞記事に見られるよう
に、もしかしたら石原知事を落選させることができるか
もしれない情勢です。無党派の人々が動けば結果に結び
つきます。選挙に関わったことのない多くの市民が立ち
上がっています。

 かつて団塊の世代から親の戦中世代が突きつけられた
ように、私たちの子供たちから「あの時、何をしていた
の?」と突きつけられないで済むように、今、できるこ
とをしませんか?

 お願いします。このメールをお知り合いに転送し、ま
た、ブログに転載してください。全国にかかわることだ
から東京の人にかぎることはありません。転送の輪が広
がれば、私たちの「微力」が積み重なって、もしかした
ら大きな力になって、日本、そして世界の未来を変えら
れるかもしれません。一人が5人に転送してくれれば、
9ステップ目で東京の人口を、12ステップ目で日本の全
人口を超えます! このメールを読んであなたがすぐ転
送してくれれば、ネットならあっという間です。

 このメールの転送の輪が広がり、そして一人一人が投
票所でなすべきことをすれば、石原を落選させることが
できます。
 私たち一人ひとりは「微力」ではあっても「無力」で
はないのです!

〈検討資料〉
◆4月1日読売新聞(11面)より
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 石原 自公支持層固める  浅野 無党派層で猛追

 2期の実績をアピールする石原がリードし、浅野が激
しく追っている。
 石原は、ディーゼル車の排ガス規制などを実現させた
強力なリーダーシップへの評価で幅広い層で支持を集め
る。反面、トップダウンの政治手法など“石原流”への
批判もあり、全体の46%を占め、5割が態度未定の無党
派層の動向次第では、情勢が流動的になる可能性もある。
 高額の出張旅費などで批判を浴びた危機感から、過去
2回とは一転して自民と公明に支援を要請。無党派層を
取り込むため、政党推薦の形式は取らないが、国政時代
にもなかった組織型選挙を展開する。自民支持層の6割、
公明支持層の6割弱を固め、民主支持層の2割の支持も
得ている。
 浅野は、過去3回の宮城県知事選と同様、市民参加型
の選挙戦を重視し、無党派層では石原に迫る勢い。ただ、
街頭演説でも、支援する民主、社民の政党色を消してき
たため、両党支持層への浸透が進んでいない。支持層の
5割しか固め切れていない民主は、管代表代行ら党幹部
が連日応援に入り、巻き返しを図る。
 吉田は共産支持層の一部が浅野に流れるなど、苦戦し
ている。
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◆石原都政についてのリソース
税喰う人々
http://homepage2.nifty.com/taxeater/top.html
さよなら石原都知事
http://nvc.halsnet.com/jhattori/rakusen/ishihara/index.htm
レッドパイパー
http://www.red-piper.com/(過去ログを見られます)
日録(不定期)
http://d.hatena.ne.jp/vox_populi/
中央区、石原知事の花粉症ポスターの掲載お断り
http://www.janjan.jp/government/0702/0702190366/1.php

◆都知事選についてのリソース
janjan
http://www.janjan.jp/special/toitusen/list.php
http://www.senkyo.janjan.jp/bin/manifest/search.php
ohmynews
http://www.ohmynews.co.jp/HotIssueTop.aspx?newstype_id=2&type_id=070322
東京都知事選勝手連情報
http://tokyokatteren.jugem.jp/
都知事選:石原氏、飛び出したマイノリティー差別
http://www.janjan.jp/election/0703/0703282578/1.php
http://www.youtube.com/watch?v=ufEHhxtf1pM&mode=related&search=
慎太郎知事 ヤジにブチッ「うるさい、黙ってろ!」…8日都知事選
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070405-OHT1T00108.htm
下北沢駅前に遊説に来た石原慎太郎、再開発に反対する住民から野次を浴びせら
れて逆ギレ。
http://black.ap.teacup.com/fukashinogakuin/503.html
都知事選:石原支持者も反対する築地移転
http://www.janjan.jp/election/0704/0704022951/1.php

◆公選法について
ネット時代の勝手連と公選法
http://katteren.blog97.fc2.com/
特に落選運動については
http://www1.neweb.ne.jp/wa/kabuombu/seiji-rakusen.htm
http://katteren.blog97.fc2.com/blog-entry-2.html

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April 05, 2007

カーシム講演@東京、ありがとうございました!

Imgp7211
4月2日のイベント、「イラクの空には何が見える?」にきてくださった皆様、どうもありがとうございました。参加者数は100名弱でした。2月のイラク人女医を招いての講演のとき同様、多くの外国人の方々の参加もあってよかったです。

PEACE ONの高瀬による司会の後、はじめ高遠さんからイラクの全体状況についての解説があり、続いてカーシムの報告に入りました。

Imgp7208
*グーグルアースを使って、ラマーディの状況を話すカーシム

イラク戦争から4年。現在では「テロとの戦い」の最大拠点と名指しされ、米軍に包囲され続けているふるさとラマーディの町の様子を、ひとつひとつ丁寧に話してくれました。地図をクローズアップして、「かつて」そこにあった学校や病院などを指差しながら、人々がどのように爆撃され、狙撃され、誘拐され、そして殺されていったかを。彼は自らを、「ラマーディで最もラッキーな男」と紹介して報告を始めました。それはこうして今も生きてここに来て話ができているからなのでしょう。「話を聞いている皆さんにとっては信じがたいことかもしれませんが、あたりまえのように人が殺されていくのが私の町の現実であり日常なのです」と。

やがてその異常が日常と化したラマーディに暮す住民の一人である自身の体験を語ってくれました。彼がいかにして米軍に拘束され、囚人としてどのように扱われたのか、また、町の様子を綴った自身のブログによって、再度米軍に拘束されたときの様子はどうだったのか、そして、包囲攻撃の影響で交通事故にあった兄が、米軍の検問のせいで病院に間に合わず命を落としてしまったときのことまで、ふるさとの空が恐怖に染まってからの4年間の出来事を、詳しく説明してくれました。

増えていく死者数とその遺族達に比例して、周囲の多くが報復を誓い武装抵抗勢力に参加していくなか、高遠さんと立ち上げたファルージャ再建プロジェクトのことも話してくれました。「破壊ではなく再建を!」をモットーに、爆撃による被害を受けた学校再建に着手し、その雇用を生み出すことで報復への怒りを脱して「心の再建」をしていくというプロジェクト。家族が殺され、怒りの渦に支配されている友人達に、こうした非暴力のプロジェクトに参加してもらうことがいかに困難だったか、そして、同じように家族が殺されている自分自身にとっても、その意志を貫き通して、ここまで活動を続けることが、いかに艱難に満ちた闘いだったのか、これまでの苦悩や葛藤も含めて話してくれました。いまだ混乱のなかにある現状を見れば、成果はとても限られたものかもしれない、それでも、高遠さんをはじめ多くの仲間の励ましのおかげでここまで続けてきて、実際に武器を捨てて再建に汗を流してくるようになった友人もいるし、暴力による解決は決してなにも生み出せないと学ぶことが出来たと、プロジェクトの意義と活動によって生まれた信念を、力強く語ってくれました。

23日に来日してから、休む間もない全国講演行脚だったので、再会したときには表情に疲れも見えたようで少し心配しましたが、さすが連日の講演で鍛えられたのか実に要領よく話していて安心しました。後半にはずいぶんと熱も入り、とても時間が足りない様子でした。報告を終えて、会場からの質問にもひとつひとつ丁寧に答えてくれました。実は東京に来る直前、広島でラマーディから身内の訃報が届いたそうです。16歳になる従兄弟がイラク軍に連れ去られ、つい先日ゴミ捨て場で遺体が発見されたというのです。その直後にあって、重く悲しい事実を全身で受け止めたまま、彼は私たち周囲のスタッフへの気配りすら怠らず、自らの体験をしっかりと伝えるという使命を全うしてくれたのです。
Imgp7205

イラクの希望が根こそぎにされていくなかでも、私にとっては、こんなイラクの友がいるということ自体が大いなる希望です。今回、一度は諦めかけたものの、多くの人々の協力によって、彼を日本に招きそして話しを聞くことが出来たことは、イラク復活を願う私たちにとって大いなる悦びです。彼の来日、全国の講演に協力してくださったみなさま、そしてカーシム、本当にありがとう。イラクの空を恐怖に染める手を引き離し、一歩一歩、たとえ小さな歩みでも、イラクの空に新しい虹をかけるため、明日からもまた共に歩んでいこうと思います。

*カーシム来日記念として彼のブログを編集したブックレットは、こちらから購入できます。

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April 01, 2007

『イラクの空には何が見える?』@東京のおしらせ

アラブ現代作家展、おかげ様で昨日無事終了しました。ご来場くださったみなさま、どうもありがとうございます。

さて、イラク青年カーシムの全国講演行脚も、明日の東京でとりあえずのファイナルを迎えます。ぜひおいでください!

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  緊 急 開 催!! イ ラ ク 開 戦 か ら 4 年
   戦 闘 地 域 ラ マ デ ィ か ら の 報 告

  『 イ ラ ク の 空 に は 何 が 見 え る ? 』
        ~ あるイラク青年の体験 ~
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4月2日(月)18:30~(開場18:00)
      場所:文京区民センター 2階2A(文京区本郷4-15-14/
         三田線・大江戸線春日駅A2出口の真上)
      参加費:500円
      共催:NPO法人PEACE ON/イラクホープネットワーク
         /ファルージャ再建プロジェクト
      連絡先:03-3823-5508(PEACE ON)

※ご予約は不要です。直接開場へお越し下さいませ。
 取材等については事前にご一報をお願い致します。

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◆総合問合せ先◆ 
[イラクホープネットワーク] メール

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  「テロとの戦い」の最大拠点と名指しされた
  イラク西部アンバール州ラマディ
  先月22日 ラマディ上空に米軍の戦闘機が飛来
  4軒の民家に爆撃 死者26名 負傷者多数

  家屋は潰され 学校は占拠された
  食料配給なし 医療配給なし

  空が恐怖に染まって4年
  増えていくのは民間人死者数とその遺族
  そして 報復を誓う抵抗勢力

  なぜ ラマディは「テロとの戦い」の
  最大拠点となったのか?
  なぜ 彼は米軍に拘束されたのか?

  世界中のメディアが近づけない戦闘地域ラマディから
  1人の青年が自分の体験を語るために来日した

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◎プロフィール◎

カーシム・トゥルキ(30歳)

1976年11月27日生まれ。エイドワーカー。
イラクアンバール州ラマディ在住。アンバール大学機械
工学部卒業。イラク戦争中は共和国防衛隊に所属。
イラク戦争直後4月28日にファルージャで起きた米兵に
よるデモ参加者乱射事件をバグダッドのメディアに報せに
来たことをきっかけに、フリーのガイド兼通訳として米
テレビCNN や日本人ジャーナリストに同行。
同年6月、日本人と同行取材中に米軍に不当逮捕され
9日間拘束。釈放後「イラク青年再建グループ」を主宰。
これまでに学校などの修繕工事、診療所開設、避難民への
緊急支援などを行っている。
2004年からは日本の民間支援「ファルージャ再建プロ
ジェクト」と協同し現場の指揮を執っている。
昨年はラマディの様子を英語で記したブログがアメリカを
中心に話題となるが、それを理由に再度米軍に拘束された。

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○●○カーシムさんのブログ○●○
    『イラク・メール ~ラマディからの声~』
      日本語< http://iraqmailj.exblog.jp/
      英語< http://iraqmail.blogspot.com/

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