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November 12, 2004

サラマッドから続報&緊急支援のおしらせ&先日の翻訳の続き

サラマッドからメールで続報。翻訳が追いつかないのでとり急ぎ一部のみ紹介。なんとイスラム宗教者委員会の最高責任者ハリス・アルダリ師とおなじみのクバイシ先生宅が米軍に包囲されたという。あいた口が塞がらない。アメリカの無神経さもついに行き着くところまで来てしまったようだ。もし彼らが捕まるようなことがあれば、取り返しのつかないことになってしまうじゃないか。また、先日のサラマッドの予想通り戦闘は各都市に飛び火し、バグダッドでは学校も障害者福祉施設も閉鎖、電気もほぼ一日中来なくなるほど状況は悪化してきてしまっている。

~以下サラマッドから~

Now really to bad situation because no body can go out never after dark coming , and as you heard, there are too much fight in all Iraq ,in karballa in mosel in samara in hiit in dealla in tkrit in karkok, and fighters took 6 police station in mosel.
USA now they look for mr.harith al dari (manager of Islamic board ) and mr.al kubaisi (speaker of Islamic board ) and they broke their houses to find them .
Also school and handicapped school closed because parents of children scared to let their children go to school , electricity cut to almost all the day and if any fighting happen in any city directly government cut electricity .
USA say we got 70% from falluja but the fighters number become bigger in falluja to be 3000 fighters .
In al sudia Arabia some imam give fatwa said go fight in falluja with your brothers in Iraq and some imam in same country refused this fatwa , USA said we killed 500 fighters in falluja and they said al zarkawi left falluja .
So this last details about the situation in falluja and Iraq.

ファルージャの叫び、イラクの叫びは、この不気味なまでの世界の沈黙の中、行き場をなくして立ち尽くしてしまっている。

*こんな中、PEACE ONとしてどのように支援していくのか、サラマッドと相談を続けていますが、彼自身の安全の問題と、また、組織としてはまだ弱小で戦闘地域における緊急支援の体制が整っていないので、現状では残念ながら独自のファルージャ支援は不可能な状況です。よってとり急ぎ現在国際NGOとアンマンで調整を続けているJVCの呼びかけを以下に紹介します。まだ流動的ですが、今後PEACE ONも現地で何らかの協力体制を作れるよう努力いたします。

~以下JVC佐藤真紀さんからのメール転載~
ファルージャの攻撃に関して

イラク暫定政府のアラウィ首相は、11月7日、クルド地区を除くイラク全土に非常事態宣言を出しました。これは、令状なしの家宅捜査や、外出禁止令などを住民に課し、住民の行動に著しく制限をつけるものです。
 そして、一万人を超える、アメリカ軍とイラク軍が、ファルージャへの攻撃を開始しました。多くの一般市民が逃げることもできず、攻撃に巻き込まれています。また、赤十字によると多くのファルージャからの避難民も十分な水や食料にアクセスできていません。
 私たちは、多くの市民を犠牲にするような攻撃はただちにやめるように、国際人道法に従い、民間人の保護に尽力を尽くし、病院や救急車などの攻撃で人道支援を妨害しないことを、アメリカ政府および、イラク暫定政府に強く要求します。
また、小泉首相がいち早く、今回の武力行使に支持を表明したことは,はなはだ遺憾です。
私たちは、日本政府に、アメリカ政府,イラク暫定政府が攻撃をやめ、民間人を保護するように圧力をかけることを要求します。


  JVCの人道支援

JVCでは、10月から毎日のようにファルージャの空爆が続いていることを憂慮し、ファルージャの緊急支援を開始していました。本格的な攻撃が始まる前に薬や消耗品をファルージャの病院にすでに入れたことが役立っていることを祈ります。

10月6日 ファルージャとサドルシティへ第一弾の支援(医療消耗品3,880ドル)
      ファルージャは総合病院 サドルシティはクリニック
10月8日 サドルシティへ医薬品を届ける
10月9日 ファルージャ総合病院へ第二段の医薬品を届ける(3,800ドル)
10月20日 ファルージャ総合病院へ第三段の支援 グルコースとベッドシーツを届ける($4,600)
10月27日 ラマディの病院へ ベッドシーツ、包帯、ガーゼなどを支援 ($4,000)

11月8日 ラマディ総合病院へ ギブス、タンカ、生理食塩水、やけどの薬($9400)の支援を準備

現在、ファルージャの地元組織とも連絡を取り、更に薬が入れられるか現場で調整をしています。

JVCの活動にご理解を頂き引き続きご支援をよろしくお願いします。
 郵便振替: 00190-9-27495
   加入者名: JVC東京事務所
   通信欄: 『イラク緊急』とお書きください
問い合わせ先
 日本国際ボランティアセンター(JVC) 担当: 佐藤真紀 
 
E-mail: makisato@ngo-jvc.net

 Tel: 03-3834-2388 Fax: 03-3835-0519


~以下はサラマッドレポートの翻訳の続き。先日訳しきれなかったイラクイスラム宗教者委員会がメディアに発表した声明~

10月20日に開かれたイスラム宗教者委員会会議の概要(2004年11月9日)

我々イラクのイスラム法学者は、アラウィ首相の宣言、つまりファルージャの人々が彼との交渉をやめたという理由で、交渉を続ける忍耐が切れたということ、そしてまたたとえザルカウィがファルージャにいるということが事実でないとしても、アメリカと政府が彼らの町を破壊するということを、ファルージャの人々から聞き、いくつかの要求と決議に合意した。

(要求)
1.我々は、国連事務総長と国連安全保障理事会のメンバー全員に対し、この大量殺戮に反対すること、また、ファルージャの事実を明らかにすることを求める。
2.我々は、アラブ連盟に対し、この犯罪、アメリカがファルージャで遂行する大量殺戮を止めること、そしてまたファルージャの事実を明らかにすることを求める。
3.我々はイスラムとアラブの人々と各政党に対して、イラクの同胞を救済すること、アラブ諸国の各大統領には、沈黙によって人々を無関心にしておくことをやめて、イラクの実情に対して支援することを求める。
4.我々は、イスラムの教えにあるとおり、ムスリムの同胞を助けなければいけないというときに、イスラム諸国会議機構と世界イスラム連盟、そしてアル・アズハル・アル・シャリフ(イスラミック・リサーチ・アカデミー)がなぜ沈黙を保っていられるのかと驚いている。

(決議)
1.我々はイラク国民が占領に対して戦う権利を持つと考え、神のご加護と祝福を希う。
2.アヤド・アラウィ(首相)は、アメリカ軍と彼の軍隊がファルージャの人々に対してなすことの全て、そしてファルージャでの交渉を破棄したことについての全責任を負っている。
3.我々は、もしもわれら同胞の血によって汚されるのならばこの選挙をボイコットする。
4.我々は、この戦争が行われたら他の強行策をとるだろう。
5.我々はイラク国民に対して、この決議に従うよう公式に宣言するだろう。

そしてイスラム宗教者委員会は今日(11月9日)、選挙をボイコットすることを決定し、全ての警察と国家警備隊に対して、アメリカに従わないように、アラウィの言葉を聞かないようにと呼びかけた。ムクタダ・サドル師もまた同様に発言したので、アメリカは高官をイスラム宗教者委員会の指導者ハリス・アルダリ師のもとに送り選挙に協力するよう求めたが、ハリス師は、これはイラクの問題であると言って、(アメリカの)高官とは話さなかった。

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Comments

Yatchiさん、はじめまして。この手の電子媒体は不慣れでしてペンネームのみで失礼しますが、いいんですよね?

 米軍のファルージャ殲滅作戦には、本当に憤り、悲しく思っています。また、現在進行形で虐殺が進められていることがわかっているにもかかわらず、それを止めることができないでいることに、焦りと不安で一杯です。
 自分に何ができるのか考えています。(あまり、これだ!!というものはでてきません。気ばかり焦ったりします。でも皆さんきっとそこで悩んでるんですよね。) ひとつ思いついたこととして、このHPにたどりつき内容に共感したので、「私はYatchさんとPeace Onの活動を支持するぞ。イラクの人々のことを教えてくれてありがとう」ということで、支持・共感メールを送ることにしました。もし、できたらイラクの人々に「小泉がブッシュを助けているのを止めさせられなくて申し訳ない。でもできる限りのことはやります。」と伝えてください。
 
 紹介されていたオンライン署名は署名はしてみました。が、外国の文章だからなのか少し自分の気持ちと温度差を感じます。ワールドピースナウのHPに載っていた11.10の抗議声明が一番自分の気持ちに近いです。
 
 自分は名古屋近郊に住んでいて東京の行事には参加できないし。

 うだうだ書いてごめんなさい。Yatchiさん、体に気をつけて。睡眠もとってください。私ももう少し考えて見ます。

 それでは失礼します。

 

Posted by: ミケ | November 13, 2004 at 05:38 PM

ミケさん、はじめまして。励みになるコメント嬉しいです。もちろんペンネームでOKですよ。

ミケさんの取り組みは、イラクの友達に伝えます。とっても喜んでくれるはずです。最近スタッフのサラマッドから来たメールにも、先日の米大使館前の抗議集会について、本当にありがとうと書いてありました。

とにかく少しずつでも出来るところからやっていきましょう。

Posted by: YATCH | November 15, 2004 at 03:28 AM

I found this blog. This post VERY interesting.

Posted by: areluroNource | September 25, 2010 at 07:16 PM

so informative, thanks to tell us.

Posted by: Kninuefut | September 30, 2010 at 10:54 AM

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