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August 06, 2004

祝 ムサーナ・アル・ダリ氏解放!

ムサーナ・アル・ダリ氏解放されたようです!
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/C8C031B4-0AA3-4E60-811D-5CFD3EC79658.htm

昨日は一応日本大使館へ行ってみたが、あの邦人人質解放に尽力した人だと説明してもあまり関心をもってはもらえず、結局中にすら入れてもらえなかった。サラマッドやハニさんなど親しいイラク人数人に聞いた限りでは、この拘束はどう考えても不当であり、彼はイスラム教徒に多大なる影響力を持っている人物でありいつもメディアでは米軍批判を繰り返しているので、ある種の見せしめのような形で拘束したのではないかということだった。ちなみに彼は先日のキリスト教教会の連続爆破事件に対しても、われわれの友人であるキリスト教徒に対するこのような犯罪は許せないという声明を出したばかりだったという。

また、昨夜高遠さんたち救出に尽力したイラク人の一人に相談したところ、ムサーナ氏は解放されるだろう、あんな素晴らしい人といっしょにいられるのならいっしょに捕まりたいくらいだとも言っていた。そして日本人に出来ることというか、誠意を見せるとしたら、せめてメディアがこの事件を取り上げてくれることではないかというアドバイスをもらっていた。

今日午前中バグダッドにいる通信社の記者と電話で相談したところ、事件当日に記事は配信したそうだが、日本で記事になったかはわからないということらしい。そして午後一時頃に電話がかかってきて、アルジャジーラで解放の速報が入ったと連絡を受け、午後の打合せを終えてから今アルジャジーラのWebを確認したところです。

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Comments

 「ムサーナ・アル・ダリ氏解放」良かったです。
 「米軍批判を繰り返しているので、ある種の見せしめのような形で拘束したのではないか」そんな事を繰り返さなければならないほど立場が悪いのはなぜだかを、本来なら考えるべきなのに・・・などと思ってしまいます。
 話違いますが、YATCHのレポートで精力的に動いている様子が伝わってきます。今必要とされていることに敏感に対応していくことの大切さも見えてきます。
 せめてその場に行けない私は、生の情報に耳を目をしっかり向けて、そこで起こっている事を想像出来るだけの感性を身に備えていなくてはと感じます。体、気をつけてください。
 

Posted by: kero | August 06, 2004 at 01:59 PM

keroさん、 
>「米軍批判を繰り返しているので、ある種の見せしめのような形で拘束したのではないか」そんな事を繰り返さなければならないほど立場が悪いのはなぜだかを、本来なら考えるべきなのに・・・などと思ってしまいます。

全くですよね。3月末、米軍批判を繰り返していたサドル師の新聞を発禁にしたときも、これではサダムと同じじゃないかと思いましたが。

Posted by: YATCH | August 06, 2004 at 03:46 PM

そういえば先日ムサーナ氏拘束時に書いた記事で紹介したURLに繋がらないという声がありました。確認してみたところ、どうも一箇所ハイフンが抜けていたようでした。

(誤)
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/25B2BED2-620D-4C37ADD1BF36D5654C6A.htm

(正)
http://english.aljazeera.net/NR/exeres/25B2BED2-620D-4C37-ADD1-BF36D5654C6A.htm

大変失礼いたしました。

Posted by: YATCH | August 06, 2004 at 03:51 PM

 イラクで恩赦が行われるそうですね。相変わらず衝突が少なくならない事に対するくにくの策でしょうか?
 でもその内容を良く聞けば、武器を持っていただけ(?)の人・テロリストの情報を提供する人etc...それも8日以前の逮捕者に適用され、8日以降は逮捕すると、一貫性があるのか無いのか。
 バグダッドでの爆発音、迫撃弾かロケット弾らしいと言っていました。安全な場所なんてきっと無いのでしょう。ナジャフの中央病院の話と言うのが、毎日のように流れてきます。
 普通の人達がこんなに毎日傷ついているのはなぜでしょう? 

Posted by: kero | August 08, 2004 at 08:08 AM

残念なことに、日本ではメディアでは、ベタ記事なっていなかったようです。朝日新聞には少なくとも載っていませんでした。とりあえず、ダリ氏が解放されたのは、喜ばしいのですが、どんどん、イラクから日本のメディアは関心を失っているような気がしてなりません。
メディアは移ろいやすい。でも、いくらなんでもこのイラクの報道のあり方は、極端に少なくなってきているように思えてなりません。
ダリ氏拘束の報、友人のメールで知り、何か出来ないかと思い悩んでいました。結局何もできなかったのではないか・・・。
僕は、イラクに住む人々は、「僕らに代わって、苦しみを背負っている」と思えてなりません。ですから、もし彼らに報いるのであれば、少なくとも、イラクのことに関心を失わないことではないか!と思っています。

Posted by: ろびん | August 09, 2004 at 05:51 AM

ろびんさん、コメントありがとうございます。愛の反対は無関心と言いますが、戦争をはじめとする全ての暴力の温床には、無関心が横たわっていると思います。われわれの代わりに苦しみを背負った人々に対して、ひとりに何が出来るかはわかりませんが、おっしゃる通り、関心を持ち、考え続けること。苦しくともその中でしか、それぞれに出来ることは見出せないと思っています。

Posted by: YATCH | August 09, 2004 at 08:45 PM

keroさん、最近は連夜11時頃になると迫撃砲の音が鳴り響いてきます。現場にいてもその下で何が行われているのかわからないことが多くもどかしい限りです。

Posted by: YATCH | August 09, 2004 at 08:51 PM

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